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2017年の中学入試についての記事。(アエラ・2017年3月6日号)

今年の入試はかなり様変わりが激しいようです。
その一端を紹介している記事がありましたので、リンク先を載せておきます。

「新テスト」忌避か 大学附属校人気の理由(アエラ・2017年3月6日号より)

各中学とも模索しているようですね。

女子学院のことは先日書きましたが、桜蔭でも立体の切断が出たりしました。
学校も試行錯誤しているということでしょうか。
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テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

女子学院ロス

駒場東邦中学の算数の大問1(4)が話題になっているようです。
問題は次のようなものです。
「今まで算数を学んできた中で、実生活において算数の考え方が活かされて感動したり、面白いと感じた出来事について簡潔に説明しなさい。」
これで5点前後がもらえたと思うと、駒場東邦で?
と、ちょっとショックです。
あるいは2020年からの、大学入試改革を見据えての出題かもしれませんが、これまでの過去問演習を必死にこなしてきた6年生にはある意味ショックな内容だったのではないでしょうか。

しかし、それより私にとってはもっと大きな衝撃がありました。
それは、今年の女子学院中学の算数の問題です。

難関校入試の場合、パターンあてはめでは対応できない問題、いわゆる試行錯誤的な問題が出るのが普通ですが、女子学院は、難関校の中では、パターンあてはめで対応できる問題がかなりの出題範囲を占めていた学校と言えます。
それでも速さにしても、水槽問題にしても、それなりに細かな条件をチェックをしていかないといけない解きづらい問題が少なくなかった学校です。他の学校に比べ、試験時間が短いということもあり、それなりの難問出題の学校と思われてきました。
2015年の6番などは、今年の桜蔭の立体切断などの問題よりも、よほど空間的な想像力を必要とし、かつ水槽問題の王道のパターンも知り尽くしていないといけないような真の良問の1つだと思えるものでした。
あの時間内で、他の問題を解いた上に、更にこれを解ききったという子は少なかったとは思いますが、学校の意気込みを感じるような問題と私は受け止めていました。
実際、その後の受験指導で、色々と考えさせてくれるとても面白い問題なので、女子学院志望者以外(男子も含む)にも単発で課題に出したりしていた問題でした。

そんな問題を出す学校ですから、第一志望としてきた子どもたちもかなりの難問に取り組んできたことと思います。
そうした子どもたちにとって、今年の女子学院の問題は唖然とするような内容だったと思います。
一言でいえば、簡単すぎるのです。
類型的な出題ばかりだったのです。
これも大学入試改革を踏まえ、標準的な問題をそつなくしっかりと素早く処理できるような子に入学して欲しいという、学校のメッセージの現れととらえるべきなのでしょうか。
今年の女子学院の算数の平均点はかなり高くなったと思います。
ひょっとすると、時間前に解き終わってしまって、何か読み違いがあったのではないかと不安になった子もいたのではないでしょうか。
いや、そういう子は皆、桜蔭を受けていた?
あながち冗談とは言えないかもしれません。
あるいは、子どもの質も変化してきているのでしょうか。
学校もそうした動きを察知して、より的確な明晰な子の選び方を模索しているのでしょうか。

つるかめ算のような基本中の基本といった出題が難関校の試験にも多くなったりといったことに象徴されるように、難関校の算数は、総じて解きやすいものに変わってきているようにも感じますが、それでも多くの学校の入試は、極端な難易度の変化はなかったように思います。
それだけに、女子学院の今年の算数は、私にとっては、まさにショックと言えるような易化ぶりでした。
来年の入試はどうなるのでしょうね。

学校が望む子どもとは

今日はある中学校の説明会に行ってきました。
登壇された先生が仰られました。
「字の雑な子、読みづらい字を書く子は、自分が相手にどう見られるかを考えていないのだろう。そういう子は、入学後もあまり伸びない。」
また、算数で、「大問の中に小問がいくつかある場合は、そのつながりをつかめるような子、つまり、作問者と対話できる子は伸びる。」
そう断言しておられました。
入試問題は、そして、その採点基準は、学校がどのような子に入学して欲しいかを示す、明確なメッセージなのですね。
ある中学校は、約分し忘れは零点としていますが、別の学校では部分点を付けるとの方針が示されました。比の答えが逆でも部分点がもらえる学校もあります。
同じような難関校でも、説明会の内容から、どのような子を望んでいるのか、明確な差を感じ取ることができます。
説明会に参加するのはとても大事だと思います。

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子どもの目

学校説明会に行った子どもに感想を聞くと、トイレが汚なかったのでいやだとか、和式便器だったのでいやだったとか言う子がいます。
今の子にとっては、産まれたときからウォッシュレット(洗浄式便器)のある生活だったのですね。
また一方で、素敵な在校生を見て憧れを強くする子もいます。
どの視点も大事なことだと思います。
本音で良いなーと思える学校に巡り会えた子は努力します。
そして、そう実力とかけ離れた学校を選ばないのが不思議です。
感覚が敏感なのだと思います。
中学受験での学校選びは、とかく親先行となりがちですし、それもとても大切ですが、子どもの素朴な本音も是非聞いてあげてください。

国立小学校・私立小学校を問わず感じること。

内部進学のお手伝いも引き受けています。
小学校から中学校へ、附属であっても、一定の基準をクリアしないと進学できない学校があります。
国立、私立を問いません。

そうしたお子さんを指導していて時々びっくりすることがあります。

(ケース1)
線分図を書くときに定規でかく子。
学校でそのように指導されていると言うのです。
しかも例えば3:5を示す時には、目盛りで3センチや5センチをきちんと測り、目盛りもセンチ単位で付けます。

これでは実戦にあまり効果的ではありません。
文章を読んでいるだけではつかみにくいことを把握するために線分図を書くのですから、スピードが大事です。
しかもこの後に更に条件が加わり、長さや比が変わっていったりもします。
そうしたときに、一々長さを測って書き加えてくのではかえって混乱してしまいます。

私の指導では、比の感覚は大体でよい。
3:5であれば、短い方に3を○で囲んだ数字、長い方に5を○で囲んだ数字を書き、寸法線を付ける。
以上のようなルールで指導しています。
新しい比が出たら、数字を囲むマークを□や△に変えさせます。

学校で定規を使ってかく指導をされてしまった子にこれを教えようとするとかなり大変です。
その点、公立小学校の子は、総じてそうしたことがアバウトですから、かえって指導しやすいです。
すぐにその便利さを実感してくれて実戦に活用してくれます。

(ケース2)
もっと驚いたのは、ある私立名門小学校に通うお子さんの言葉でした。
問題文の大事なところに線を引かせようとしたら、「学校で先生が、『教科書に一切書き込みをしてはいけません』と言う」というのです。
その先生のお考えの根拠は何なのでしょう。
作者、作問者、テキストを尊重しろということなのでしょうか。

問題を解くというのは、問題との格闘です。
問題の背後には作問者がします。
その人たちとの知恵比べなのです。
図を素早く書いたり、問題のポイントに線を引いたり、そうした手段を様々に駆使して、格闘の末に正解にたどり着くのです。

名門小学校の全てが堅苦しい指導をしているのではないと思いますが、真面目すぎる先生に教わるのはかえって大変かもしれませんね。

東京私立中学校合同相談会・5月18日(日)

ものを選ぶ時に、じっくりそのものを調べないと言う人はいないと思います。
ならば、我が子を通わせる学校選びということになれば、尚更慎重になるべきでしょう。

ところが、いちいち学校を回るのは大変だという保護者も少なくありません。
そういう時、まず合同説明会に参加して、気になる学校が出てきたら、そこを実際に訪問してみるというのはいかがでしょう。

実際に次のような催しがあります。
予約不要ですから、小6以外の学年の保護者も参加できます。

東京私立中学校合同相談会・5月18日

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ジャンル : 学校・教育

また、この朝が来た。

毎年この朝は早朝に目覚めてしまう。
今朝はいつになく清爽な目覚めだ。
幸先がよい。
実はもう何十年も前の話し、私も中学受験をした。
あの日の朝の清爽感は今もはっきりとよみがえる。
ロの字型の校舎に囲まれた中庭に集合し、老練な先生のよく通る声に指示され各教室に入室。
一人用の机の上には段ボールの下敷きが用意されていた。
うろ覚えながら、どんな問題が出されたかもいくつかは思い出せる。
何の焦りも感じなかった。
ただ清爽な空気が暖かく全受験生を包んでくれていた。

そうした気分が一番だいじなのかもしれない。
模試では可能性の相当低かったこの学校に合格できた。
指導した全受験生が今朝、同じ気分で各自の課題に取り組んでくれさえすれば。

学校毎には様子も大きく変わったところもあるが、都内の国立私立の中学受験全般を捉えれば、もう何十年も経つのに2月1日からの何日かで決まっていく状況は全く変わっていない。
その後受けた国立にはご縁をいただけなかったが、この私立の難関校に合格できただけで御の字だった。
あのとき味わった挫折と栄光、それは10代前半の幼子に大きな成長の切っ掛けを与えてくれ、礎となった。
中学受験生として、けっして優秀な生徒というわけではなかったが、勉強が楽しかったことだけは思い出せる。
先生方に恵まれたのだろう。
同じ気持ちを子ども達に伝えることはできただろうか。

今年も来週から、新たな受験生の指導が始まる。
さらにさらに磨きを掛けて、勉強の楽しさ、考えることの喜びを伝えていきたい。
今年の受験生たちはどんな気持ちで今日の試験を迎えているのだろう。
頼む、頼む、あの清爽な空気を是非つかみとってくれ。

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2014年中学入試開始です。

1月10日は今教えている小6生全員の初入試の日でした。
お陰様で全員合格の知らせを受け取りました。
受験生のお母様の中には、掲示されたその日の入試問題を、スマホで撮って送ってくださる方もいて、最新の情報を居ながらにして入手できとても助かっています。
栄東中学を受けた生徒もいたので、そこの問題も既に見ることができました。
これから受ける中学の練習としてもふさわしい、骨のある問題が出題されていて、そういう意味で、中学にも感謝です。
この学校は明確な出題傾向があります。
過去問演習をしっかりやった子はかなり有利です。
昔、御三家の一つに合格して偏差値50代の中学に受からなかった子がいました。
御三家の過去問は徹底的にやったのに、偏差値50代の中学は急に受けることになり、過去問を全くやらずに受けたからです。
こうした傾向は男女を問いません。
過去問を徹底的にやり込んだ子は合不合などの模試の判定を覆す結果を出しています。
そして、埼玉の中学の問題は、2月からの都内の受験の練習にふさわしい良問が多くて、この演習もとても役立ちます。
この時期は何を誰にやらせようか、そういうときめきすら感じてしまいます。
算数の小部屋にも早速今年の入試問題で良い問題だと思ったものを一題アップさせてもらいました。
面白い問題です。
志望校は皆違うけれど、男子には全員やらせてみようと思っています。

そうそう、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今年からこのブログの口調がちょっと柔らかくなりました。
緊張を解いて、なるべくゆったりとしていたいなと思うようになったからです。
今年もよろしくお願いします。


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中学受験の多様化。

いきなりリンクをはらせていただく。

『公立中高一貫校増加により、中学受験層は多様化』

リンク切れの為に、記事全文のコピーも以下に載せておく。

【以下、引用】
2012年11月26日 掲載【全国私塾情報センター・塾ニュースより】
ベネッセの「首都圏保護者の中学受験に関する意識調査」によると、小3の時点で半数の保護者が中学受験の検討をしていることがわかった。

調査によると、中学受験予定の保護者の3割強が、公立中高一貫校を第一志望にしており、中学受験を検討する層は多様化している。小学校3年生時点では「中学受験しない」と決めている保護者は5割にとどまり、小学校6年生まで、「受験する・しない」の検討は長期化している。

中学受験予定の保護者は、子どもの進路に強い希望を持ち、その実現に向けて、早期の準備の必要性を感じている。また、中学受験予定の父親は、子どもの学習への関わりが強かった。
【以上、引用】

東京都で見る限り、公立の中高一貫校の入試問題は、私立中学の入試問題と内容が異なっているので、進学塾に通わなくても得点できると思われる。
その為、小学校の授業さえしっかり理解できていれば合格できる子もかなり出てくるのではないか。
進学先の選択肢が広がるという意味で歓迎すべきことと感じる。

一方で、公立ということ自体の限界を感じる保護者の方も多く、私立学校に対する期待は依然大きいと思われる。
いわゆる既成の塾への需要は引き続き大きいと思われる。

教育は国の礎を作る大きな事業である。
私立中入試の難しい問題内容に対して関係官庁からの安易な指導が入ってくる可能性もある一方、政権の行方によっては、あるいは公教育のカリキュラム自体を見直せということも起こってくるかもしれない。
どういう体制になっていくかは不明だが、枠を狭めるような選択だけはしたくない。

4年生までに勉強が好きな子を増やし、5年生、6年生で一気に知力を高めるというのは良いやり方だと思う。
そういう考えに共感していただける保護者の為に、引き続き私も微力を提供し続けていきたい。


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ジャンル : 学校・教育

学校説明会

各中学が学校説明会を開催してくれる。
今は塾や出版社などを対象とした業者向けの説明会の時期だ。
保護者向けの説明会は秋からの学校が多いが、5月頃から始める学校もある。

お誘いをいただき何校か参加した。
学校毎に強調する点が違うので、そこから学校のカラーが伺える。
大きく分けると次のようになろうか。

(1)進学実績を強調する学校
何名がどの大学に進んだかをしっかりデータとして出してくれる。
その為にどのような指導をしているかを話してくれる学校もある。
そんなことわざわざ強調しなくても、この結果から学校の指導ぶりは分かっていただけますよねとばかりに結果だけの話で終わる学校もある。

(2)校是を強調する学校
どのような信条でどのような子を育てたいかを強調する学校。
宗教系の学校に多い。
進学実績が向上しているのにあえてそこを強調せず、教育理念とその具体化策を強調する学校には好感を持ってしまう。

また、上の2点に関連し次のような学校もある。

(3)入試問題の内容や採点基準を細かく説明する学校
進学実績を上げる為にも、校是を具現化していく為にも、どのような子を取りたいかは学校がいちばん大きな関心を寄せる点だ。
その要は入試問題そのものと言える。
問題そのものを見ても学校の意図はある程度伺えるが、それについて、どのように語るかは説明会の大きなポイントのひとつと言えよう。
どの学校も、「自校を第一志望とする、真面目な子」がいちばん欲しい。
学校がそれを見るのには、自校の過去の入試問題について、どのように対策してきたかを調べるのがいちばん参考になる。だから、子どもへの思いが強い学校は入試問題の内容説明にも力が入るように感じる。

(1)と(2)については、その両方を強調する学校もあるし、入試について詳しい解説はしないが、採点と選考は時間を掛けてじっくりやっている学校もある。
教育内容そのものより、クラブ活動や、校外活動の熱心さを強調する学校もあるが、基本は上の2点だと思う。

今の保護者の方は(1)ばかりを望んでいらっしゃるのだろうと思っていたが、ご家庭により様々であることが分かり安心している。
予備校の説明会のような内容の学校には行かせたくないとはっきりおっしゃる保護者の方もいる。
進学指導についての説明がしっかりしているから安心だという方も勿論いらっしゃる。

また、校長先生は学校の根幹であるので、その方のキャラクターそのものを見るのも大いに参考になる。
話す内容については、通り一遍の話か、学校生活に即した具体的かつ新鮮な話か、それも目安だろう。

説明してくれる先生方の雰囲気、人柄を見るのも大事だ。
説明の担当ではない先生方とも、機会があればどんどん話してみて欲しい。
日頃の子どもたちの様子を知っているか、どのように語るか、教科の内容についてどの程度の意識を持っているか。
話が分かりやすい先生は、きっと授業も分かりやすいと思う。

以上は、説明会についてのチェック点だが、折角学校まで出向いたからには、生徒たちの様子をいちばんしっかり見てきて欲しい。
自分の子がこうなって欲しいと思えるような子がたくさんいる学校。これがいちばんに決まっている。
どうなって欲しいかは、家庭毎に異なると思う。
だから学校に出向き、様々なアンテナで学校の様子をつかんでくるのがいちばんの学校選びのポイントだ。
説明会はその為の大きな入り口である。

また、学校以外の場所で行われる合同説明会というのもある。
合同説明会では、上にあげたような具体的な情報は入ってこないが、学校の人気度が分かる。
先生同士の比較もしやすいと思う。対応ぶりや話しぶりなどで比較できよう。
その中で、ここは、と思える学校があれば、その学校の個別の説明会に参加すれば良い。

中学受験は親子での受験と言われるが、親の仕事は入試問題を解くことではない。
我が子に最適の学校をきちんと選び出すことだ。
子どもは日々、問題と格闘して学力を伸ばしている。
親も日々、情報と格闘し、保護者力を伸ばして欲しい。

以上、私なりに感じたことを述べた。
これから説明会に参加される場合の参考になれば幸いである。

テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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