インフルエンザ対策

インフルエンザの影響は中学受験にも表れている。
欠席する生徒がいる。これは勿論想定内のこと。
逆に、本人は元気なのに学校が休みとなって本人がもてあましているようなので宿題を多めにだして欲しいという、保護者の方からのリクエストもいただいた。
今年初めて体験してびっくりしたのは、文化祭や学校説明会などの学校行事を中止にする学校が出たことだ。
情報収集の貴重な機会が減ってしまう。
感染の機会を減らすことを優先したということなのだろうが、今年一年だけが受験という家庭にとって、この措置はどうなのだろう。
一定人数の欠席者がいないクラスはクラス閉鎖にもならずに満員電車で通学している。
学校行事も、是非例年同様に開催実施してもらいたいと感じる。消毒アルコールを各所に置いたり、手洗いを頻繁に励行させることなどで対応できるように思う。

私の塾では、ニュースで効果があると聞いてすぐに、三洋電機のウイルスウォッシャーというのを購入し、教室に設置した。お陰で、私自身、また家族にも感染者は出ていない。また生徒間の伝染もないようだ。
ウイスルウォッシャー
ウイルスウォッシャー教室

生徒の中には、来るなり「先生、手を洗わせてください」と言って洗面に行って念入りに手洗いした上に殊勝にもうがいまでしてくる者もいる。
段々寒くなってきて、これからの時期、受験の最大の敵は病気だ。
健康管理は家庭で出来る一番の応援と思う。

各学校も、安易に休校や行事中止に走らず、出来る限りの予防対策に努力して欲しいと思う。


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ジャンル : 学校・教育

短期指導

昨年は、知人を通しての依頼ということで、一人だけ無理矢理に11月から短期決戦の指導をした。必死の取り組みに神も同情してくれたのか、何とか満足してもらえる結果に導くことが出来た。
その経験からか、今年も3日間だけの指導希望の方にそれなりの指導を行うことが出来た。

それは米国駐在のお母様からの突然のメールから始まった。

「来春日本に帰ります。
現在小6の子どもがいて、帰国後は国立大学附属か私立の中学に進学させたいと考えています。
ついては、この秋に一時帰国いたしますので、その折り、算数について指導していただけないでしょうか。」
というメールだった。
私のサイトを見てご連絡してくださったようだ。
(インターネットは本当に世界中につながっているのですね)

今は地元の公立小学校に通学していて、週に1度だけ日本語学校に通っているとのこと。
ただし、ご両親は日本語で会話されているようなので、言葉の心配はなさそうと判断し、とりあえず1度体験授業を受けていただくことにした。

志望校のうちの一つの今春の入試問題に挑戦した答案を事前にメールで送っていただけた。
それを元に弱点を把握し、そのフォローをすることにした。

答案の内容からすると、割合についてまだ充分な指導を受けていないようだった。
また面積の求め方などの基本知識も不十分なようだった。
反面、集合についてはしっかり理解出来ているようだった。

志望校からして、割合は必須だと判断し、まずそこを指導することにした。
また、受験予定の複数校で仕事算に関係する問題が出されていた。
仕事算の問題は正解できていなかったので、仕事算および関連する公倍数についても指導することにした。

初回の体験後にその場で滞日中の指導希望を頂いた。
残りの日数で何をどこまでやれば良いかを早速立案した。
体験授業の目的は子どもから見た私への相性を見るということと同時に
私から見て、今何をまず指導すべきかを判断していく為ということもある。
出来ることと知らないことの境界がはっきりしている子どもだったのでとても楽だった。
数枚のプリントを作りホテルに伺い、授業していった。
言葉については全く心配なかった。
海外生活し、地元の学校に通いながら家庭で豊かな日本語生活を送るというのは、一番理想的なバイリンガルの育て方だと思うが、まさにそれを実践しているご家庭だった。
中学受験のための算数知識はかなり貧弱なものだったが、発想力、理解力、質問力などは抜群だった。アメリカの初等教育の底力を見たような気がした。
お陰でほぼ予定通りにプリントをこなすことが出来、伝えておきたいことは全て指導出来た。

帰国生枠での受験ということだったので、多分どの学校にも合格するだろうと感じた。

過去問をしっかり分析し、現在の子どもの力と比較して、どこを補強すれば最適かを考えていくという方法なら、短期の指導も十分に効果があると感じた。



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久保田塾自画自賛の巻

今日は久々に憧れの美女からのメールがあり、塾長としては一人ウハウハで今宵は美酒に酔いしれている。{嫁さんには内緒(笑)}←カッコの正しい使い方に注目!
あれ、こんな書き出しでは新規生の募集はおろか、在塾生まで辞めてしまうかな?
まあ良いです、今宵はホンにほろ酔い気分なので。

今日の朝にやったこと
(今日は昼過ぎから臨時の追加授業が入っていた)
今年の中学受験生の志望校の5年前の入試問題と今年の入試問題を続けて解いたということ。
どういう意味があるかというと、出題傾向に変化があるのか無いのかのチェックということだ。
今日調べた学校についてはどこも大きな変化はなかった。
と言うことは少なくとも5年分は過去問演習が出来るということだ。
これは案外大事なことだ。
学校によっては出題担当を持ち回りでやっていたり、大御所が定年退職で、入試問題担当が変わったりで出題内容や形式がガラリと変わるということがあるからだ。
傾向の違う過去問をやるのは使い方を慎重にしないとマイナスとなることもある。

逆に、出題方針に特に大きな変化のない学校の問題を5年分やると、その学校の傾向は骨身に染みて体得できると思う。このことから生まれる安心感は受験の一番大きなパワーの源となる。
「え、でも同じ問題は絶対に出ないんですよね?」と仰る保護者の方はいるだろう。
確かに同じ問題は出ません。(昔、千葉の中堅女子進学校で、2年続けて全く同じ問題を出すという甚だチャレンジャーなことをやった学校もありましたけれど・・・それは本当に例外)

同じ問題は出ないけれど、同じような問題は出るんです。
しかも出題形式が分かっているから、優先して解くべき問題の選択がしやすくなるんです。

(こんなことまでしてくれる個別指導の先生あるいは家庭教師の先生は果たして何人いるのだろう?)
こういうことまでしてくれる久保田塾はやはり受験生の味方だわ。
アハハハハハ、これが自画自賛です。

と、冗談めかして書いているけれど、これ本音ですよ。

「最近、通っている大手塾での個人面談があって、これからはこの単元に特に力を入れて学習しなさいと言われました」と生徒の一人が書類を見せてくれた。
確かに第一志望校の校名が記され、その学校の最近6年間の出題範囲の分布表があるのだが、その上位5つ位の項目に丸が付けてあるだけ。その項目の設定も「速さ」とか「計算と逆算」とか甚だ大ざっぱなもの。これでは何の役にも立たないよ。
例えばその学校ではここ6年間、一回も逆算は出題されていない。それなのに「計算と逆算」という項目に丸が付いている。
「速さ」と言っても歩幅絡みのものとエスカレーターと階段を比べるような問題は同じくくりでは捉えられないと思うし、それを単に「速さ」の問題と言っているだけでは傾向分析にすらならない。
むしろ、どの単元だと基本事項で、どの単元だと面倒くさい主題となっているといったデータが必要だろう。それに加え、その生徒の得意不得意との関係まで考えてあげられれば最高!
(まあ、大手塾では、一人ひとりの生徒になかなかここまでやるだけの時間的余裕もないと思うが)
それにしても普段直接の指導をしていない先生が訳知り顔に4教科全てに「この学校を受けるならここに力を入れなさい」とデータだけを見て話す姿はやはり頂けないと思う。個人面談の形を取る意味がないと思う。単なるアリバイ作りのような気がしてしまう。

久保田塾では過去問分析とその対策を徹底的にやるが、10月も半ばを過ぎると志望校の変更や追加もどんどん出てくる。
過去問解きに一層励まなくてはならなくなる。
でも、新しい学校の問題を解くのは楽しい。思いも寄らない素敵な問題に出くわすことがあるからだ。
そういう問題を出す学校は、急に魅力的に思えてきたりする。

受験生(とその保護者)の皆さ~~~ん
良いと思う学校を新たに知ったら志望校はバンバン変えても良いですよ~。
その代わり、そのことをすぐに伝えてくださいね。

ああ、ほろ酔い気分でそろそろ寝ますか。
明日も高校生が昼から来て授業だし。

素敵な問題を、素敵と思える解法で解いて、それを生徒に的確に伝えられた日の夜は気分が良い。
今夜気分が良いのは実はそのせいかな?
(あれ、これも自画自賛?)




テーマ : 塾講師のお仕事
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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