仕事の楽しさ。

指導した生徒が合格するのが一番嬉しい。
次に嬉しいのは第一志望に合格しなくても感謝してもらえて、
さらにその後の成長で実は第一志望に受かっていたより大きくなったのかもと思わせてもらえたとき。

種類は異なるが、新しいタイプの問題に出会い、その意図がしっかり理解出来たときも嬉しい。
今年は渋谷教育学園幕張中学校の問題や女子学院の問題に面白いものがあった。

また別の喜びは、諸事情から短期の指導しか出来なかった生徒の保護者の方から結果報告を頂けたとき。
メールや電話でのご相談しかしなかった方からもご報告の連絡を頂くのも嬉しい。

仕事は自分の存在の確認作業でもあるのかもしれない。
ここに今あることの喜び。

今年もまた新たな確認作業が始まる。



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ジャンル : 学校・教育

合格メール。

今年も中学受験した全生徒から合格の報告をもらえた。
全員が第一志望合格
とはいかなかったが、私の予想よりは皆良い結果となった。
指導する立場としては、最良の結果を祈念しつつ、内心では最悪の結果も想定している。
受験校は全てご家庭の決定を尊重した。相談されれば私なりの意見は述べるが、決定は本人と保護者の方の意見によるべきと思っている。

各自の実際の合格の知らせも嬉しかったが、お母様方からのメールでの文面が更に嬉しかった。
それぞれの子の状態や性格を考えながらギリギリの線をねらって指導していたつもりだが、時に行き過ぎたり読みを誤ったりしていたのではないかと心配になることもあった。
今年はどの子に対しても、そのギリギリの線が皆功を奏したようだった。
支障のない限りで引用させていただく。

『昨年の今ごろ算数が雪崩のように下がって、なすすべもない状態で、先生のご指導をお願いしました。
先生のおかげで、なんとか持ち堪えて、今日があります。
学習面はもちろん、精神面でも支えて頂いたこと、心から感謝しております。』
(横浜市女子生徒母)

『大手塾では、生徒ひとりひとりの性格まで考えて
学校選びを適切にアドバイスしてくれる先生などおられなかったので、
先生の存在は私たち親子にとってはとても貴重でした。
また、塾は合格実績ではなく、個々の先生の教える力量を見て選ばないと
いけないことも、先生から学びました。
娘は最後のころには、算数は得意科目だと感じていたようです。
”この問題は久保田先生に鍛えられたから、できる”と、問題を解きながら
よく言っていました。』
(23区女子生徒母)

『先生には本当にお世話になりありがとうございました。
算数嫌いの娘がここまで頑張れたのも先生のおかげだと思います。
今後もおりに触れご助言やご指導をいただければ幸いです。』
(23区女子生徒母)

この他にも電話にて直接のお話しをいただいた方もあるが、引用が不正確になるといけないので、メールでのご連絡からの引用だけにした。

解き方を教えるだけではなく、使える引き出しをどんどん作らせ、子どもが自由に発想できる力を付けること、
これが大事なのだということが今年も更に深く実感できた。
また、その為にどう対していけば良いかもより深く理解できた。
見守っていただいた保護者の方々に私も深く感謝したい。

ただし、私への不満については話しづらいということもあると思うので、全ての保護者の方、生徒自身が心から満足しているとは言えないのかもしれない。そのことも忘れずにいたい。



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麻布と開成(時計算がトレンドですか?)

今年もついに2月1日を迎えた。
早速主な学校の算数を見てみたが、偶然にも麻布開成が時計算を出題していた。
どちらも月並みなパターンを越えながら、決して難問にはなっていないところが面白かった。
解答と簡単なポイントを記しておく。

2010年・開成3番・問題

2010年・麻布5番・問題

麻布5番
(1)2、5
(短針が毎分0.5度動くから、0.5×分(ふん)数を計算して、それが6度(1目盛り)の倍数になっているもの)

(2)午前4時48分
(長針と短針の間が12×2=24目盛りになっている。)

(3)午前7時12分
(長針と短針の間が(2)とは反対向きに24目盛りになっている。)

(2)と(3)は同じように考えられる。
(1)で説明したように、長針も短針も目盛りを指しているのは、各時の0分、12分、24分、36分、48分しかないから、それぞれの時の長針と短針の位置を確認すればすぐに解けてしまう。

(4)13分20秒
(第3の針が何度動いたかを考え、それに掛かった時間と比較すれば、比で簡単に求められる。)
何度動いたかを考えるのに注意が必要だが、短針の位置に気を付けて、実際の動きを図で確認していけば比較的簡単に求められる。


開成3番
(1)10時54分32と8/11秒
(これは普通の時計算。当たり前の開成受験者なら全員正解するだろう。)

(2)61回、11時9分41と67/73秒
(なぜ(1)の様な月並みな問題がわざわざ問われているのか、それがこの問題の面白い所。(1)の状態を作図し、次々と条件に合う状態を見つけていくと、そこから単純な規則性が見つけだせる。手作業して解くことに慣れている子ならそう苦労せずに正解出来たことだろう。)

麻布の(4)も開成の(2)もそれぞれが単純な規則性を正確に見つけだせるかを問うているのが実に面白かった。
何年か前に桜蔭と女子学院で似たような問題が出た年があったが、今年はそれが麻布と開成で起きたということだ。
そして、似ていつつも、答の求め方の違いが、それぞれの学校のカラーを反映しているのも興味深かった。このことも桜蔭と女子学院の時と同じだ。
入試問題はまさに学校の顔だ。




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プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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