一番うれしい。

個別指導、家庭教師をしていて一番うれしいのは合格の報を受けた時ではない。

指導している子の力が確実に伸ばせたと実感できた時だ。

例えば5年生の初めから家庭教師を開始したAさん。
ご相談を受けたのは昨年の2月頃だった。
毎週末の確認テストの算数の成績は偏差値30代前半だった。
週によっては20代となってしまうこともあった。
ところがここへきてやっと40を超えるようになってきて、最近は続けて50を超えるようにもなってきた。
これが一番うれしい。
私との出会いがなければこの子の力はここまで伸びなかったはずと実感できるからだ。
人に良い影響を与えられるのは最高の幸せの一つだと思う。

この子の第一志望は偏差値50代後半。今の成績ではまだまだ届いていない。
そもそも指導を開始した当初は考えもしなかった学校だ。
だが、他の教科とのバランスで考えると、今の調子がこの1年維持できれば決して無理な志望とも言えなくなってきた。
伸びたきっかけは割合の感覚が身についたことだと思う。
一日にして身についたわけでは無い。
毎週毎週、単元を変えながらも、いつも割合を意識しながら学習してきた結果だ。
濃度、平均、速さ、仕事、グラフ、平面図形
割合という視点で見れば全てをつなげて学習することができる。
この感覚がやっと伝わってきたのだろう。

この子自身の脳の発達ということもあるのかもしれないが、良い流れは長い視点、大きな視点で育てることで初めて作り出せるということだと思う。

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