個別指導の目的とは。(体験授業のご感想から)

受験生たちを送り出し、新しい指導が始まりました。
体験授業も行っています。
そうした中で、私の指導の本質を突いたご感想をいくつかいただけたので紹介させていただきます。

【引用その1】
昨日は、体験授業を受けさせていただきありがとうございました。
また、私も同席させていただきありがとうございました。

子供の感想は、
「結構わかりやすかった。塾の授業では、
どこがわからないか分からないけれど、先生と話ながらだと、
そこがわかる」と言っておりました。
私としては、授業の間に
子供の問題を解こうとする姿勢の変化を感じとることができました。
【引用その1終了】

【引用その2】
本日はありがとうございました。
息子はバッチリと言っていました。
久保田先生の授業で、わからなかったことがわかった!と
言っていました。
理解できている体験こそが、糧になり、積み重ねていくことができる子が、
伸びていけると考えています。
【引用その2終了】

問題が解けるということは、目的ではなくて、結果です。
考える力を身に付けるということが目的です。

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また、この朝が来た。

毎年この朝は早朝に目覚めてしまう。
今朝はいつになく清爽な目覚めだ。
幸先がよい。
実はもう何十年も前の話し、私も中学受験をした。
あの日の朝の清爽感は今もはっきりとよみがえる。
ロの字型の校舎に囲まれた中庭に集合し、老練な先生のよく通る声に指示され各教室に入室。
一人用の机の上には段ボールの下敷きが用意されていた。
うろ覚えながら、どんな問題が出されたかもいくつかは思い出せる。
何の焦りも感じなかった。
ただ清爽な空気が暖かく全受験生を包んでくれていた。

そうした気分が一番だいじなのかもしれない。
模試では可能性の相当低かったこの学校に合格できた。
指導した全受験生が今朝、同じ気分で各自の課題に取り組んでくれさえすれば。

学校毎には様子も大きく変わったところもあるが、都内の国立私立の中学受験全般を捉えれば、もう何十年も経つのに2月1日からの何日かで決まっていく状況は全く変わっていない。
その後受けた国立にはご縁をいただけなかったが、この私立の難関校に合格できただけで御の字だった。
あのとき味わった挫折と栄光、それは10代前半の幼子に大きな成長の切っ掛けを与えてくれ、礎となった。
中学受験生として、けっして優秀な生徒というわけではなかったが、勉強が楽しかったことだけは思い出せる。
先生方に恵まれたのだろう。
同じ気持ちを子ども達に伝えることはできただろうか。

今年も来週から、新たな受験生の指導が始まる。
さらにさらに磨きを掛けて、勉強の楽しさ、考えることの喜びを伝えていきたい。
今年の受験生たちはどんな気持ちで今日の試験を迎えているのだろう。
頼む、頼む、あの清爽な空気を是非つかみとってくれ。

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