体験授業でまずやること。

受験が終わると、すぐに次の受験生への対応が始まります。
新規のお問い合わせもいただきます。

まずは、90分の体験授業を行いますが、最近はほとんどの子に対して同じ話しが出ます。
そういうポリシーということではなくて、結果としてそうなるのです。

以前に、かつての上司であった西村則康先生のことを書きましたが、先生の著作やテレビ出演時のお話しから、私も、子どもの鉛筆の持ち方に注目するようになりました。
そうしたら、先生の仰った通り、鉛筆の下の方を持つ子が本当に多いのです。
そして、そのような持ち方をしている子は確かに字も乱雑です。

「受験というのは、受ける学校の先生に手紙を書くようなものなのだよ、しかもこちらからの思いを伝える手紙を書くのだよ。
その字が汚かったら、気持ちをストレートに受け取ってもらえないかもしれないね。」

そうした話しが出ることが多いです。

更には、式の頭をそろえない子も多いです。
あちらに筆算、こちらに数式、解答スペースの真ん中や下の方から書き出す子もいます。

「手紙を書くときに、各行の頭をそろえるのは当然だよね。
しかも、横書きの手紙なら、上から下に順番に書いていくよね。
式や考え方を書くのも全く同じなのだよ。」

この話もよく出ます。

昨年、知人からのご紹介の方だったので、最後の追い込みの過去問指導だけをお受けした子がいました。
その子の場合も、まず取り組んだことは、式を解答スペースの上左から書き出すということでした。
また、図をほとんど書かない子だったので、自分で問題の中身をつかむ為にも図がいかに有効かを説明しました。
そういった指導は集団塾ではほとんど為されていませんね。
集団塾ですから、それも致し方ないとは思いますが、もっともっと重視していくべき点だと思います。
そうした指導をしていくだけでも模試の点数に影響します。
最終的にはこちらが強調したポイントをきちんと理解してくれたせいか、第一志望の桜蔭中学に合格しました。
もしあのような指導をしていなければ、少なくとも部分点はもらえない答案だったと思います。

今年も、先日体験授業したお子さんのお母様から次のようなメールをいただきました。

「いつも父親に、式を揃えることや
上から書いて行くこと(真ん中から書き始めたり、あちこちに
書き散らかしたりすること)を注意されていますが、
とにかく直らずにおりました。
先生のところでも、全く同じ事を言われておりました。

でも、昨日帰ってから夜の勉強では、自分でいつもより
気を付けて書いていたと思います。
やはり親では聞き流すことも
先生に言われると気を付けようと思うのですね。」

こうした指導も、個別指導、家庭教師指導の大きなポイントだと思います。

テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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