解説

6年生は過去問演習に余念がありません。
質問の連続です。

そこで、効率よく授業を進めるために、「丸付けが終わったら、直しの時は解説をしっかりと読んで考えなさい」と話しています。
読んでもよく分からないもの、もっと違う解き方が知りたいと思ったものをピックアップして、それを次の私との授業で質問してもらうということです。

でも、時々困ったなと思うこともあります。
解説の解き方があまりうまくない時です。

たとえば、中学入試の過去問集といえば定番中の定番、声の教育社さんのものでも、中堅校の解説では、首を傾げてしまうようなものを偶に見掛けます。
生徒から質問され、「解説のどこが分からなかった?」と言って、それを見せてもらうと、「あれあれ、確かにこれを読んだら一層混乱するだろうな」というものがありました。
上位校の解説はベテランの方がお書きになっているのか、よくできたものだと思いますが、中堅校の場合、難度の高い問題も含まれるのに、執筆は不慣れな方が担当されることもあるのか、あれあれと思ってしまう解説があるのです。

また、数学の発想に慣れてしまった方の解説にも分かりにくいものがあります。
例えば次の例を参照してください。
四谷大塚講習会テストの解説

算数は数学の初歩段階であるとも言えるのですが、算数ならでは発想を利用できる領域も広いです。
子どもの発想力を試す場でもあるからでしょう。

ただし、読んで考えるというのはとても大事な学習プロセスだと思います。
だから、解説を熟読するということは、とても大切にして欲しいと思います。
でも、それを踏み台にして、更に深く考えてみるというのはもっと大切なことかもしれません。

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