「イ・サン」・「ダメージ」(外国の長尺テレビドラマ)

NHKが韓国とアメリカの長尺ドラマを放送してくれた。
どちらも理想を追うことと権力欲についての話しだった。
確かにとても面白かったが、ステレオタイプな人間ばかりが出てきて
こんなのドラマだけの話しで実際にはあり得ないよと思って見ていた。

のだが・・・・・

最近の政治家の言動や検察のあり方を見たり
佐藤優氏の著作などを読んだりすると
実際の世の中も、荒唐無稽と紙一重のフィクションと変わらないのかもと思ったりしてしまう。
何だか原発の事故も完全なる人災なのではないかと思いたくなってしまったりもする。

そうだ、鎌倉の大仏様も昔は大社殿に収まっていたのだ。
ところが15世紀頃の津波で社殿は流されてしまったのだった。
だったらあんな海辺にいくつもの原子力発電所を作った人は歴史を馬鹿にしていたとしか思えないではないか。
あるいは歴史の勉強をさぼってきた人たち?
でも、あの原発を推進した人たちは、実は立派な学歴の通商産業省のお役人達だったり、天下の大企業「東京電力」の幹部社員達だったりする。
政治家達も利権に群がっていたのかもしれない。

そんな権力者達が
「おまえは行動力がないから辞めろ」とか
「知恵のある皆様に復興についての話し合いをして欲しいが、原発のことは抜きにして」とか
自分の思惑ばかりを優先しているらしい。
これではドラマに出てきた老論派と言われる守旧的政治家や反対者を殺そうとまでする有能弁護士と同じではないか。

政治家が勝手な保身のことばかり考えている間に
行政はいつになってもやってこないと、民間の人たちがボランティアでどんどん行動している。

首相が無能だと思うのは勝手だが、辞めろという前になぜ「こうした方が良い」と言う具体的進言をしないのだろう。手柄を横取りされるのが悔しいからか?
ボランティアの人たちは誰のせいにもしないし、誰も批判せず、まず自分がやれることを探し実行している。
このスピリットは、政治家という立場になると雲散霧消してしまうものなのか?

首相も首相だ。皆を元気づけるつもりなのか、いつもニヤニヤして、寝食も惜しんで仕事してるからか、昼行灯みたいにフラフラ歩いて、あげくに復興構想会議の面々には「原発問題は外して」などとよく言えたものだ。
大連立とか考える前に、まず基本的な常識を持って欲しい。
大連立とか考える前に、党内をまとめて欲しい。
小沢派だって、自分たちの権力のことはひとまず棚上げにして、今はどうこのぼんくら総理に仕事させるかを考えるべきだろう。
海兵隊だの在日米軍だのを繰り出してくれているアメリカを初め、世界の各国からたくさんの援助をさしのべてくれているときに、何で権力闘争しなくちゃいけないの。
轟々と音を立てめらめらと燃えさかる火事場で、火の消し方をめぐって夫婦げんかしてるみたいなもんだ。

自民党も民主党もこんな馬鹿ばっかりだったのかとは思いたくない。

家も仕事も街も家族も失った市井の人たちが黙々と汗を流している時に、スーツ着たおっさん達が高給を保証されたままフカフカのソファに座って痴話げんかしてる場合か?
形なんかどうでも良いから協力しあえよ。
失策を見たら、怒ったり足引っ張ったりするのではなく、フォローして支えて、二度と繰り返さないようにさせろよ。
フィクションより下品なことするなよ。



プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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