夏だけの指導

今年は小4生のお母様から、計算問題でどうしても間違えてしまいます。
夏に、そこだけ見ていただけないでしょうかとのお尋ねを頂いた。

1回体験授業として90分。
この時は、混合計算の処理、逆算の処理を指導した。
算数自体は嫌いではないのだが、計算だけは苦手と言っていた。
確かにこれまで塾や学校で習ったやり方では分かりづらい。

私は、式の下に、計算の順にカギを付けていくというやり方を薦めている。
この子にもそのやり方を教えたら、「凄く楽」と嬉しそうに言ってくれた。
逆算にもこの方法がそのまま使えるのがとても良い。
その点についてもすぐに納得してもらえた。

お母様からは次のようなメールを頂いた。

『昨日は、体験授業でお世話になりました。
戻りましてから、テストで間違えた分配法則の問題などを解いてみたら、
娘が「なぜこんな問題を間違えたのだろう」と言っておりました。
頭の中がすっきりと整理されたように思います。
 このような計算のポイントがいくつかあると思いますので、夏休み中
数回になるかとは思いますが、ご指導を頂けましたらと思います。』

次の授業では単位換算を指導した。
これについても「単位の山」という私独自の方法があるのでそれを教えた。

お母様からまたメールを頂いた。

『単位換算は、ごく基本的なもの以外はお手上げでしたが、
先生に教えていただいた方法がわかりやすく、
少しずつ自分で解いてみるようになりました。
また、公式ノートを作りたいと、すぐにノートを買いに行き
まとめはじめました。
おかげさまで、算数に対する抵抗感がなくなり、
計算にもほぼ毎日取り組むようになりました。』

公式ノートというのは、大事な公式とか考え方を習ったら、それを書き留めておく為のノートのことで、
自分自身で作り、それをずっと続けたら、6年になったときは自分専用の参考書になっているよという話をした。
素直な子なので、これからは塾の授業だけできちんと力を付けていけることだろう。

一昨年も、小5のお子さんで、1学期までの学習内容を全て復習したいので、夏だけの指導を希望された方がいた。
ご両親がよく思い切られたと思うのだが、普段通っている塾の夏期講習を全てお休みして、算数以外の3教科はお父様お母様がフォローし、算数は私のフォローで、5年1学期までの復習をすることにしたとのことだった。
割合を徹底的に指導した。

2学期からはまた塾の通常授業を受けた。
「塾の授業が理解できるようになったと子どもが喜んでいる」との感謝のメールをいただいた。

その子も、この夏の子も、素直な子だ。
それまでの塾の授業がその子の思考のペースとかみ合っていなかっただけだったのだ。
夏にその軌道修正の手伝いをしたということだろう。

個別指導、家庭教師にはこうした利用法もあると言うことも是非知っていただきたい。

テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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