夏にやること。

夏休みは学校が休みで、じっくりと受験勉強に力を入れるには最適の時期だ。
約10日が経ち、どんな学習をしているだろう。

私が面倒みている生徒の大半は大手の塾に通っているので、そこの夏期講習を受けている。
塾の講習の休みの度に、そこまでの授業での質問を持ってくる。
塾の授業では時間切れで扱わなかった問題を持ってくる子もいる。
そうした子どもにとっては、塾のカリキュラム自体がこれまでの学習の復習になっているので、塾のテキストをきちんと仕上げることを目指せば大丈夫だ。

5年生以下だと、旅行や帰省などで、塾の講習を休んでしまうこともある。そうした子には、休んだ部分のフォローをしている。
これもこれで良いと思う。

とにかく、これまでの学習事項の復習をやる。上記の子たちも含め、全員にやって欲しいのはそのことだ。
オプション授業について、受講した方が良いかを相談された場合は、それらは受講しないようにとアドバイスしている。
メインの講習テキストを隅から隅までしっかり仕上げること。これが一番だと思う。
余力があれば、1学期までのテキストの弱点単元の復習をするのが良い。
さらには、苦手ファイルを作っている子は、それをこなす良い機会だ。

復習しつつ、更に大事なことを身に付けて欲しい。

それは、自分一人でしっかり力を付ける学習をできるようにすることだ。
その為には、一定の自学の時間を確保しなくてはならない。
夏休みが、じっくりと受験勉強に力を入れるには最適の時期だと言う根拠は、この、「一定の自学の時間」が確保しやすいだろうからだ。
もし講習のスケジュールが過密で、そんな時間は取れないということだとしたら、その子の力は、夏でも案外伸びないかもしれない。
今からでも遅くない。自分が一人でじっくり復習をしたり、確認の問題と取り組める時間を作ることだ。
まだあと1ヶ月ある。時間の使い方をチェックして欲しい。
受け身の時間ばかりが長いのであれば、それが一番心配な夏の過ごし方だ。

私の個別指導の時間も含め、塾や家庭教師との勉強時間は、ただ種をまいているだけの時間だ。
集団塾の授業より、私との1対1の授業の方がより効率的に、より上質な種をまいているのは確かだと思うが、それでも私にできるのは、生徒たちの頭脳の畑に種をまくことだけだ。
その種にきちんと水をやり、肥料をやり、日照を確保し、様子を見ながらしっかりと育てるのは、家庭で、生徒自身が一人でやることだ。
そこがきちんとできた子。その子たちの秋からの学習は大きく飛躍できる。

想像して欲しい。
来年の2月1日。
試験場にいるのは君一人だ。
先生はそこに立ってはいない。
答案を細かくチェックもしてくれない。
一人きりで、たくさんの課題を読み解き、的確に答えを書いていく。

その準備をまさに今やっているのだということを肝に銘じて欲しい。

テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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