申込受付はいつまでにしたらよいか。

1:1の完全な個別指導なので、どんなお子さんの指導にも対応できると、これまでは受験直前のお申込にも対応してきました。
その回その回で、やれる限りの力添えをしたのであれば、いつからの指導でも同じことではないか。
指導期間が短いお子さんが、長く指導したお子さんと同じ結果とならないのは自然なことではないか。そんな風に考えたりもしました。
でも、素直に変えれば、満足いく結果でなかったなら、直前の駆け込み指導のお子さんには充分な満足を与えることができなかったということに代わりはないのではないでしょうか。
そもそも、2:1指導をやめたのも充分な指導ができないという自分自身の反省からのものでした。
受験へのサポートである以上は、結果を伴わない指導では意味がないのではないか。そんな気がしてきました。
そんな次第で、今年は直前の駆け込みのお申込はお断りしようと思います。

では、いったいいつからが「駆け込みの申込」となるのか。
確かにその判断は難しいところです。
そこで、逆に考えることにしました。
これまで指導した生徒たちのことを思い返してみて、進学後のことも考え、満足のいく結果となったと思えたお子さんの、指導開始の期限はいつだったか、それを考えてみたらよいのではないかということです。
勿論、それまでのお子さん一人一人の努力の形も様々ですから一概には言えないとも思いますが、弱点を洗い出し、その補強をしていくには、週1回2時間の指導で考えると、やはり9月がギリギリという気がします。
というのは、10月以降の指導では、それまでについた弊害となりそうな学習習慣がみつかったとしても、改善できないことが多いからです。知らないことを身に付けてもらうだけなら2ヶ月ほどの指導でも効果が大だと思うのですが、身に付けた考え方や解き方を根本から変えていくのは案外と手間が掛かるものです。
一番手こずるのが、ノートを取る習慣、解き方をまとめていく習慣が身についていない子どもに解き方をまとめる力を付けることです。
算数の問題を解くということは答を出すことだと思い込んでしまったお子さんが多いのです。
確かに答を出すには違いないのですが、どう問題文から条件をつかみだし、それらを再構築し、新たな情報を導き出し、最終的な結論に結びつけていくか、その過程をしっかりと確認し、まとめていくのが算数の学習ということなのです。
そういうことをしっかりと習慣化していなかったお子さんを直前にお預かりしても、メモ書きや計算の殴り書きだけで答を素早く出すことだけでは受験をクリアできないということを理解してもらえないのです。付け焼き刃で身に付けてもらおうとすると、悪くすると、変なストレスを与えてしまったりもするのです。これでは逆効果です。
これまで、そうしたケースに出会った場合は、仕方がないので、その子の一番解きやすい形を見つけだし、その中でベストを尽くせるようにと心がけてきました。
でも、そうすると、今度は私の中での不完全燃焼が起こっていたのです。
「もう少し早くから指導できていればストレスなく解き方をまとめていく方法も伝えられたのにな~」といった気持ちが起こるのです。
私は授業料を頂いて指導する身ですから、子どもと私と、どちらかがストレスを抱えなければならないとしたら、私がストレスを抱えるのが当然です。
でも、こうしたケースでは満足のいく結果とはなりにくいというのは正直なところです。
これは結局はお子さんをも裏切ったことになってしまうのではないのか。
なんだか、そのような気持ちが起こってきているのです。

本音で言えば、授業回数がそのまま私の収入に結びつくのですから、直前に急に増える、過去問指導や弱点補強のご希望はありがたいことなのですが、充分な効果を与えられないと判断したときは、早い段階でその旨お伝えするのが筋ではないかと考えます。
もうしばらく検討の余地はあると思いますので、すぐにサイトに謳うことはしませんが、考えが固まったらサイトで告知しようと思っています。
これ自体がわがままなのかもしれませんが、指導するからには、本当に満足した顔を見て送り出したいのです。
久保田先生に頼んだのに満足のいく結果にはならなかった、そうした気持ちのお子さんや保護者がいらっしゃったとしたら、本当に申し訳ないことです。
単なるわがままでないとご理解いただけたらと思います。


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プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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