脳の成長。

この時期になると実感することが一つあります。
5年生の早い時期から指導しているお子さんについて。

6年生のこの時期になると、どの子も逞しくなります。
玄関先で見送ってくれるときの顔つき、体つき。
身長が伸びると同時に、目鼻立ちもしっかりしてきて、「声変わり」ならぬ、「姿変わり」をするのでしょうか。
男女の違いはありません。
その変化の大きさに、ある種の感慨すら覚えます。

そして、もっと強く感じるのは、知的成長ということです。
私の指導の結果というのはおこがましいですが、少しは役に立てたかなと思うことはあります。
でも、何より思うのは、きっと脳自体も肉体の一部として成長しているのだろうなということです。
これは単なる素人判断ですから、専門の科学者の意見によればもっと別の見解があるのかもしれませんが、
指導している者の実感としては正直なところです。

だから、5年生のうちに色々と不注意なところがあっても、あまり細かいところにまではこだわらなくて良いのではないかというのが私の考えです。
2時間机に向かって知恵を絞り続ける習慣が付いているだけでも凄いと思います。
線分図や面積図の意味や使い方を知るとか、
フリーハンドで直線を引くとか、平行を意識して見取り図や展開図を書くとか、
筆算の数字を縦にそろえて書くとか、
そうしたことは指導していかなければなりませんが、
計算ミスや問題の読み間違えなどの、いわゆるケアレスミスは、それほど目くじらを立てなくとも、6年のある時期になると自ずと、しなくなります。
勿論、放置していてはダメですが、問題を精読するといったことは、成長と共に自然にできるようになってきます。
ただし、安定した心持ちを維持できればという前提があるのかもしれませんが。

では安定した心持ちはどうしたら確保できるのか。
簡単なことです。
復習をし、問題を解き続けることです。
そのことにより、解ける問題が増え、様々な発想法が身に付きます。
それが自信につながります。
自信こそ、まさに心の安定の源泉です。
継続は力なりです。
すると、脳の成長に伴ってミスも減っていくのです。

農家のみなさんが作物の生長を見守り、育てるように
私もお預かりした子どもたちの成長を見守り、育てています。
必要最小限のケアさえしていけば、子どもも作物も、自らの力で伸びていこうとするのですから、何も心配はありません。
脳の成長は、まさにその象徴のような気がします。

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プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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