大村はま先生

大村はま先生は、生涯を一国語教師として全うされた方です。
なぜ先生の名前を知ったのでしょう。
覚えていません。
テレビででしょうか、図書館で偶然手にした本からででしょうか。

先生の本は6冊持っています。
国語の教え方についての本なのですが、「教える」ということがどういうことかを知る為に読んでいます。
国語については、私よりずっと教え方のうまい先生方がたくさんいらっしゃいます。
だから、国語の教え方を知りたくて買ったのではありません。
1冊目に何を読んだのでしょうか。
それすらも忘れてしまいました。
でも、その衝撃が強くて、先生の本なら何でも読みたいと思って、書店で見掛ける度に買い足してきました。

どの本を読んでも感銘を受けます。
ただ、先生の本は、書き込みができません。
なぜかというと、全ての行、全ての言葉が響いてくるからです。
つまり、全ての言葉に線を引きたくなってしまうのです。
率直な思いを率直に語られているからでしょうか。

卒業生を送り出し、新たな子どもたちとの学びが始まるこの時期、
時々先生の言葉に触れたくなります。
でも読みたい本が山積みで、先生の本も熟読しながらの再読はできません。
それでも、どのページを開いても心に響いてくるので、いつも近くには置いてあります。

例えば、先生はこのような事を書いていらっしゃいます。
「私は最後まで、子どもへの話は練習してから、やっていました。おとなへの講演ではメモくらいしか持たないとしても、子ども達への話は、練習なしでいきなりということはしませんでした。」(「教師 大村はま96歳の仕事」小学館)
理解力が足りないから補う為、ということではないと思います。
何を伝えるかをしっかりと自覚して子ども達に向き合う為、だったと思います。

現在の教育界で、大村はま先生がどのような評価を受けているのか知りませんが、私にとっては、直接お会いしたこともないのに、永遠の先生の一人です。
今日もふと手にした先生の本に勇気づけられ、このような記事を書いてみたくなったという次第です。

親が子を育てるときに、どのようなことが大事なのかと考えることへのヒントにもなるような気がします。

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