家庭教師の一番の喜び。

教えた生徒が志望校に合格すること、確かにこれは家庭教師にとって、非常な喜びです。
ですが、もっと嬉しいこともあります。

それはかつて教えた子が立派に育ったと知ることです。

勉強を教えたのは合格を勝ち取る為というはっきりした目標があってのことだったのは確かです。
ですが、単に合格することだけを意識して教えてきたのではありません。
知的好奇心を刺激し、自分で考える姿勢を少しでも育てられればとも意識していました。

今年も年賀状を多数いただきましたが、久しぶりの生徒からのものも何通かありました。
高校生となって、ニュージーランドの留学から帰ったところですという報告がありました。
お人形さんの様な、小柄な女の子だったのに、高校生となって異国に留学してきたとは、今の姿は全く想像できません。
別の子は、第一志望に合格させてあげることはできなかったのに、博士課程に進んだと、これはお母様からのご報告。
また、別の子は、数学オリンピックで上位入賞を果たしたとのこと。
かつての小学生たちが、皆私をビュンビュン追い抜いていきます。
ライバルと見たら悔しい限りですが、かつての教え子として見ると、これらに優る喜びはありません。

そして、こうした立派な報告でなくとも、忘れずに近況を知らせてくれる連絡も嬉しい限りです。
私の敬愛する大村はま先生は、卒業した子は、私のことなど忘れてもっとどんどん大きな世界に羽ばたいて欲しいと著作にお書きになっていました。その気持ちもよく分かりますが、子どもが、何年も経ってから、ふと思い出して近況を知らせてくれるのは本当に嬉しいことです。
ありがたいことです。

とは言え、子どもにも色々なキャラクターの子がいます。
だから、密かにテレパシーだけを送っている子もいることでしょう。
もし私にそれが感じられていなかったとしたら、それは単に私が鈍いというだけのことです。

私のと縁が、彼ら彼女らの未来に、少しでも良き影響を与えられたのであれば、これに優る喜びはありません。

本日、本年の仕事始めでした。
年頭にあたり、新たな一年、自らを更に鼓舞する為の喜びの言葉を述べさせていただきました。

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