予習シリーズ

予習シリーズについて批判的な意見を述べたが
この問題集が定番であることに変わりはない。
アップルとマイクロソフト、どちらが優れているかということと
マックとウィンドウズのどちらが普及しているかということが
いわゆる比例関係でないのと同じだ。

実際、私の指導でも半数近くの生徒は予習シリーズを使っている。
日能研やサピックスには準拠塾というのはないが
四谷大塚には準拠塾がたくさんあるからだ。
直接シリーズを使わない塾でも、そのカリキュラムを援用する所は多い。
YTが使えるからだ。

どの保護者の方にも話すことだが
ゴールは一つ。
志望中学の入試問題だけだ。
そのことは、どの塾もどの出版社も承知している。
だから、どの問題集を使おうが
網羅されている内容は全体としてみれば大差ない。
その配列、解説の書き方などが異なるだけだ。
だから、個別指導や家庭教師で、先生が直接教えるのであれば
どの問題についても、その先生独自の解法があるから
実はどの問題集を使っても、それをきちんとやりきれば問題ないということになる。

「自由自在」など、市販のものでも多くの参考書がある。
東京出版の各種問題集も定番化している。
どれが良いかは一長一短というしかない。
これ1冊やれば完璧だ!
という問題集、参考書は、今のところ、私の判断では見あたらない。
だからこそ、どの問題集でも教材として活用できる。

なぜ、完璧でないのに活用できるのか。
完璧でない所を補っていく授業をすれば良いからだ。

いっそ、完璧な問題集を自分で作れば良いではないか
という人もいるかもしれないが、
志望校によっても、その生徒の現状によっても
使うべき問題、やるべき問題は変わってきて
これを一つで網羅しようと思うと大変な量になってしまう。

そこで、今のところは、希望を聞き、現状を見て
最適な教材を選んで使用している。
あるいは、そのご家庭に既にあるものを活用する。
使い方さえ誤らなければ、どんな教材も活かせる。
そこがプロ講師とアマチュア講師との違いだと思う。

生徒の現状、希望と
志望校の入試問題
これを結びつけるのがプロの家庭教師、塾講師の仕事。
その時使うものは何でもOKなのである。

テーマ : 算数・数学の学習 - ジャンル : 学校・教育

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