教え子のその後。

中学受験の時に家庭教師に伺っていたご家庭から年賀状を頂いた。
6年の童顔だった子がもう春には高3だとのこと。
懐かしくてお電話を掛けさせていただいた。

身長もご家族中で一番になったとのこと。
月日の経つのは・・・
と改めて思う。

大学附属の第一志望校に合格されたのだが、その子が中2の時にお母様から突然電話を頂いた。
「数学が全く付いていけなくて困っています。どのようにしたらよいでしょうか。」
とのご相談だった。
正負の計算でつまずいてしまって、それがずっと尾を引いているようだった。
算数もあまり得意ではなかった子なので、長時間あるいは細かく回数を取って指導した方が効果が上がると判断し、その時に、
「近くの大学の学生課に家庭教師募集の問い合わせをされたらどうでしょう」
とアドバイスした。

その子がきちんと高2まで進級できていたと知ってホッとした。
聞けば、私のアドバイス通りにして頂き、現在までその大学の学生に家庭教師に来てもらっているとのことだった。
その効果ありで、数学については心配なく来ていると伺った。

以上の話も嬉しかったのだが、もう一つ嬉しい話があった。

私が指導した当時の授業報告書を未だに保存されていて、折々取り出しては読み返されていると伺ったのだ。
指導のかたわらに殴り書きで、指導内容や現状、今後の課題などを書き留めてお渡ししていたものだ。

指導開始したのは小6の夏の終わり頃だったろうか。
4年から大手塾に通っていたというのに、算数については基礎事項も身に付いていなかった。
志望校は既に決まっていて、まだ相当な開きがあった。
秋から冬と、かなり過酷に指導したように思うが、素直な性格でしっかり付いてきてくれた。
算数の素養がないわけではなく、塾の指導のペースに付いて行けていなかっただけのようだった。
その時、必死に指導し、必死に本人が努力した記録がその報告書だ。

高3の3学期まで、つまり、これからまるまる1年間の勉強ぶりで大学への推薦が決まるという。
「クラブ中心にノホホンと来てしまって」とお母様は心配されていた。
「もう一度、中学受験した時の気持ちを思いだし、あの時と同じ努力でこの1年を過ごさせてください」という話で電話を終えた。

別の子は、美大進学を目指していると年賀状にあった。
これもびっくりだった。

受験の結果の連絡も心躍るものだが、そのちょっと前、正月時の年賀状で思わぬ知らせをもらうのも本当に嬉しいものだ。







テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

久保田塾・塾長

Author:久保田塾・塾長
東京都内、自宅にて個別指導、都内近県にて家庭教師をしています。
受験対策でも不登校児へのフォロー指導でも、私を頼る者全ての力になりたいと思っています。
でも、出来ない事は出来ないので、その時は、よりふさわしい先生をご紹介したり、次善の策がないかを模索したりします。
一番得意なのは中学受験の算数指導。「どんな問題でも解ける」という事より、「志望校に合格するにはどういう力を付ければ良いかを伝える」のが大事なのです。そのことを分かっていない保護者の方々、現役の塾講師、家庭教師の先生方があまりにも多い。
教育ネタが中心になると思いますが、趣味に走ったりもするかも。
前から興味のあったブログというのを始めて、ちょっとワクワクの「え~年のおっさん」です。
(2008年2月2日(先勝)・ブログ開始)

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